18 October, 2011

心得

テーブル上の幸福


挙式まで1ヶ月を切り、最も忙しい時期を迎えています。

バタバタしているようでいて、思ったほどではない感じもしています。
それというのも、やはり沢山の人の支えがあってこそ。

挙式準備をしていると、本当に色々な人たちに助けてもらっていると感じる。

理解ある、職場の上司や先輩。
式場のスタッフの方たち。
招待状の活版印刷を手がけてくれたマダム。
ブーケを依頼するフローリストショップのスタッフの方。
ヘアサロンのスタイリストさん。
エステサロンのお姉さん。
ウェルカムボードの額装について教えてくれたハンズのスタッフさん。
マリッジリングを買ったお店で働く知人。
二次会幹事を承諾してくれた夫の友人。
受付や余興を引き受けてくれた友だち。
退職後3年も経つのに列席してくれる元上司。
きょうだい。
被災地から来てくれる親族。
多大な協力をしてくれた両家の両親。
そして沢山の我儘を聞いてくれた夫。

お店の方には対価を払っていることも勿論あるけれど、
サービスされている、という感覚は全然無い。
助けてもらっている。これに尽きます。 

周りの人、特に夫には日頃から
「ありがとう」という感謝の言葉を伝えることを心がけています。
(そのかわり、夫には我儘やイライラをぶつけることも沢山ありますが…)

一番近い夫婦だからこそ。
ちょっとしたことでも。
日常の中にこそ。


東京にいた頃。
回り道が多くて、思いつきで行動して不安定で、逃げ出したりしたこともありました。
逆に会社に泊まりこみで働いたり、職場の方とケンカしたり、ストレスで病気したり。
慣れない仕事で一生懸命頑張って、3年目にやっと、
滅多に人を褒めない先輩に知らないところで褒められていたこともあったなあ…

行雲流水 則天去私

わたしの座右の銘。
あるがままに。なすがままに。
私欲を捨てて天に従う。

がんばらない私が、それなりに頑張ったこともある。
でもそうやって生きてきたつもりでいた自分が、
本当は沢山の人に生かされてきたのだということ。

遅ればせながら、挙式準備を機に深く感じたこの思いを、
長く長く、心に刻んでいこうと痛感した最近です。

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