12 July, 2011

京都タワーに上ってみた




家から徒歩の距離にある京都タワー。
ベランダから見えるのでそこそこ満足していたのですが、
天気のいい日に上から京都の町を見てみたい! ということで、
ついに上ってきました。



展望室から京都駅、南側を見る

展望台の高さは丁度いい高さ。
望遠鏡の性能がすごくいいなあ~と思ったら、
なんのことはない、東京タワーなんかと違って高さが高さなので、
見ようと思う範囲が肉眼で確認できる距離だからじゃないかという夫の指摘が。
ちなみに我が家の室内の窓際に干してあった洗濯物が見えました(笑)



どーん。望遠鏡で見えた巨大な大仏さま。前方は八坂の塔。


京都タワーは構造が特殊で骨組み(鉄骨)が一切ないらしい。
カニの足と同じで殻のような円筒で全体を支えているとのこと。


それから東京タワーのノッポンと同様、
京都タワーにも「たわわちゃん」なるゆるキャラがいます。
しかしこれがゆるキャラと呼んでいいのか微妙な相貌で…



これが「たわわちゃん」。バッグが手作り感満載!


わたしが持っているガイドブックに寄稿した小説家の方いわく、
「たわわちゃんの相貌は恐怖と絶望を端的に表現しているとして高く評価されています。
 (グッズは)怖いので私は持っていません」
(KYOTO ART & CULTURE MAP アートを楽しむ京都地図本
 京阪神エルマガジン社刊より抜粋)

たしかに絵で見る分にはいいのですが、
3Dになると怖さが増す気がする(笑)

実際、写真を一緒に撮りませんか~と
ガイドのお姉さんがたわわちゃんとともに声かけをしているのですが、
ほとんどの子どもが写真を撮る中、中には怖がる小さな女の子のお子さんも・・・
でもたわわちゃんが登場して以来、来塔者が増えたそうです。


わたしが上った日は天気も良く、大阪のビル群まで見ることができました。
あと五山(大文字焼きの「大」とか「妙」とか)が見えるのもいいし、
すごく楽しめました。

ランドマークに行ってみるのも、たまにはいいものですね。

03 July, 2011

そこは、ニュージーランドの家の匂いがした。




滋賀県の安曇川にある、ソラノネ食堂に行ってきました。

京都から山をひとつ越え、琵琶湖沿いに北上して2時間ほど。

このソラノネでは、かまどで炊いたご飯を食べたり、
特産のブルーベリー摘み体験をしたり、
ただただのんびりしたり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

広大な農地と、ハンドメイドのレストラン。
お年を召した方も、若い方も、そしてペットも楽しめる場所。

レストランに着いて席に着くと、
そこはわたしがニュージーランドで半年間滞在した、
ログハウスと同じ木の香りがしました。



ご飯はおひつに入れられてサーブされる。おこげがうれしい!

すうっと深呼吸をして、緑の大地を見渡して。
子どもたちがシャボン玉を吹いていたり、
木陰でおしゃべりに興じる女性たち。
たまにはこんな週末も必要ですね。



しろつめ草で花冠を。なつかしい少女時代。


敷地内のしろつめ草を編んだとき、
時間を忘れて集中してしまいました。
わたしの中の大事な一部分を再認識…
こういうことを、いつまでも忘れない大人でいたい。


帰り道は琵琶湖に寄って、こちらでものんびりしたひとときを過ごしました。

関西に来るまでは知らなかった風光明媚な滋賀が、
わたしが大切にしている時間を思い出させてくれた、そんな一日になりました。