15 May, 2011

The Exhibition "Lupin the 3rd"


※画像は公式サイトより転載


京都駅に隣接するJR伊勢丹で開催中の『ルパン3世展』に行ってきました。

京都といえば日本の伝統文化のイメージですが、それだけではないんです!
例えば最近まで、東本願寺において
あの『スラムダンク』作者の井上雄彦氏が描いた
浄土真宗開祖・親鸞和尚の屛風が公開されたり、
市内には古い小学校の建屋を改装した「マンガミュージアム」という結構大きな美術館もあって、 
(ここについてはまだ後日投稿します)
サブカルチャーをも受け入れる京都の懐の深さを感じることができます。

さて本題に戻りますが、
わたしにとって「ルパン三世」といえば子どもの頃に見たアニメが最もなじみの深いもの。
この展覧会はアニメ化40年を記念して、モンキー・パンチ原作漫画の原画、
アニメセル画、映画絵コンテなどを展示した本格的なもの。

当時にしては画期的なハードボイルド&クールな作風で話題になった「ルパン3世」ですが、
アニメPART Iはその作風ゆえ視聴率が良くなかったらしく、
PART IIからはコミカルな部分を増やして放送されました。

このPART IIが大ヒットし、わたしの世代はこのPART IIの再放送を見てルパンを知った、
ということになるわけです。
(PART Iはルパンのジャケットが青緑でPART IIは赤)
今日の展覧会で知ったのですが、
わたしに最もなじみの深かった「ルパン3世 PART II」は
リアルタイムではなく再放送だったんですね。

ルパン、不二子、次元、五右衛門、銭形、と魅力的な登場人物の中で、
わたしは断然、次元派!
ルパンとは真逆の「普段クールでたまーにコミカル」がいいんです。。



会場にあった垂幕の次元さん…素敵です。


一緒に展覧会を観に行った夫と、
帰りはルパン三世のテーマを鼻歌しながら家路へ・・・

昨日はナタリー・ポートマン主演『ブラック・スワン』を観たので
チャイコフスキーの「白鳥の湖」を口ずさみながら帰ったわたしたち、
とにかく目先のものに影響されやすい性格と言えます(笑)

老いも若きも楽しめる京都、
これからもその企画力に注目していきたいと思わせられる展覧会でした。



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